クラッチバスケット研磨と軽量オイルポンプドリブンギア

アイドリング状態でクラッチを握ってもギアが1速からNに抜けない。

そういった症状は大体クラッチバスケットの摩耗が原因だ。

そもそも摺動部分が鋳アルミでいいのかと思うのだが、世間一般的にクラッチバスケットはアルミ製だ。当然摩耗もするし、その結果としてクラッチレバーを握ってもクラッチを引きずった状態になる。

これを外して棒ヤスリで軽く研磨してやることでクラッチの切れを正常に戻すことができる。

クラッチバスケットを外す際、センターナットが拍子抜けするくらい軽いトルクで緩んだので驚いた。カタナ400なども、このクラッチセンターナットが緩みやすいというが、それと同様の症状だろうか。ワッシャは新品を発注し、緩み止めのカシメは念のため2辺を折り曲げた。

クラッチバスケットを外したついでに、DR250用のオイルポンプドリブンギアを入れる。これはKamoair氏の情報により知ったものだが、グースのものに比べて肉抜きが施されており軽量だ。

DRとグース、どうしてこういった差があるのだろう。確かに謎だ。