タペット音について
グースはタペット音が鳴りやすい(ように思う)が、一方でバルブが4本しかないので調整が簡単なのも特徴の一つである。
タペット調整だけであればタンクを下ろせば可能だ。
しかし、タペットは既定値内なのになぜかタペット音がするという場合がある。
そういった場合はタペットアジャストスクリューの摩耗が疑われる。
写真のように、摺動箇所が線状に摩耗した跡がある。
交換にはヘッドカバーを外す必要があるが、そこまで難しい作業ではない。
なお、組み付け時に液状ガスケットが必要になる。
ついでにナットをキタコのチタンナットに交換。この程度の軽量化に意味があるかは不明だが自己満足だ。
フライホイールにソケットを突っ込んで回すプラグを開けたついでに、ボロボロになって固着していたOリングを交換した。汎用品のOリングをホームセンターで買ってこようと思ったが、そこまで高いものでもないので純正部品を一緒に購入した。
タペットアジャストスクリューを交換した結果、たしかにいくら調整しても消えなかったタペット音が解消している。
タペット音が気になるなら試す価値アリだ。