週刊スーパーカブを作ろう~外装編[1] バーハンドル化
カブの定番ハンドル周りカスタム、バーハンドル化を施したい。
カブのバーハンドル化においてはミッキーマウス状のプレートをコラムに取り付け、そのハンドルポストにバーハンドルを固定するのが一般的だ。しかし部品代があまりにも高価。あまり買う気になれなかった。そこで、カブ純正ハンドルを流用してバーハンドルを目指す。
一般的な3速カブのハンドルは19.8mmのため、汎用的なグリップやスイッチ類等の部品が使えない。しかし、本個体をはじめ4速のカスタムは一般的なバイクと同じでハンドルが22.2mmなのだ。純正ハンドルであれば、純正ハンドルポストに美しく取付可能だ。そして何より、プレートとバーハンドルのコストを削減できる。
思い立ったが吉日。グースを飛ばして近所のホームセンタでディスクグラインダを借りてきた。
レンタル工具は1泊2日330円。買って元が取れるほど使っていないのでリーズナブルだ。
カブ純正ハンドルに付いているウィンカステーを削り落とす。
ドリルでスポット溶接を揉んだり、溶接ビードをグラインダで削り落として一本のバーハンドルに仕上げる。
適当な防錆塗料を塗って完成だ。
ハンドル周りの部品を仮置きで並べてみた。
スロットルはYZ250Fのものらしい。以前FCR-MXを中古で購入したときに付いていた。後にカブのスロットルボディに合わせて1本引きに改修。
ミラーとハンドルスイッチはアップガレージライダースで合計1000円もしなかった。本田宗一郎氏には申し訳無いが、ウィンカスイッチはどうしても左がよかったのでこうしてしまったが、スイッチ自体は後に別のものに変更される。
グリップは後に300円くらいのAmazonで一番安いものに交換した。
ミラークランプも500円くらいの安物だ。当然のように安かろう悪かろうで、鋳アルミそのまま塗装したような製品で酷い作りだ。鋳造時にできたバリを削って再塗装する。
ウィンカスイッチもAmazonで1000円くらいの安物を買い、分解してバリ研磨とグリスアップを行った。
私の中には所詮カブごときこの程度の安物部品で十分だろうという思想と、中古部品や激安部品を購入して少し手を加えることで使えるようにならないかというギャンブル的な部品の買い方が好きな気持ちがあるようだ。
趣味なので手間は度外視とする。
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