浜松弾丸日帰りツーリング
先月(2021年10月)の末、グースをはじめとするスズキ車の生まれ故郷、浜松へ行ってきた。
往路はグースに乗って道志みちから富士山の麓を通り過ぎ、国道1号をひた走る。途中雨に降られながらも、なんとか辿り着くことができた。
目的はもちろんスズキ歴史館。
公道でも数えるほどしか目にしたことのない名(迷)車珍車の数々や、ケビン・シュワンツの乗ったRGV-Γ500等が目を引いた。スズキという会社の来歴や、スズキ車の製造工程の解説等も興味深かった。
帰りに立須に寄り、夕日を拝んできた。風力発電の風車の根本にバイクを停め、15分程度の登山でこの絶景を一望できる。頂上付近では石灰岩の岩肌に手を付いて登っていく必要があるので、グローブを着けていくと良い。
今回のツーリングは知人のペプシカラーのGSX-R600と共に行った。気筒数や冷却方式は違えど生まれた地は同じ浜松だ。
グースの高速巡航性能に一抹の不安があったが、帰路は新東名で無事に帰ってくることができた。120km/h巡航で6000rpm回るものの、追い越しも問題なくできるし、大型二輪と伴走してもなお余裕があった(相手が合わせてくれていたのだろう)。
実は、今回のツーリングまで一度もグースで高速道路に乗ったことがなかった。ましてや、グースで行った最も遠い場所はせいぜい往復200km程度だったので、単気筒で往復500kmという距離に二の足を踏んでいたが、やってみれば意外と踏破できるものだ。
セパハンだから、単気筒だから、グースだからという些細な理由でロングツーリングを諦めている人がいたら、是非挑戦してほしい。
昼食は、福みつという店で浜松餃子を食べた。定食のサイズが小中大とあるのだが、小でも餃子10個なので十分満腹になる。
道中、走行中の振動でコワースのフェンダーレスキットを加工してFRPに直接ネジ留めしていた(これは本来の取り付け方ではない)ウィンカがもげそうになったので、コンビニで買った接着剤で応急処置をして帰ってきたのはまた別の話…
