洗車

普段は雨天走行をしないように心がけているが、ついうっかり出先で雨に降られてしまった日の次の週末は、天気が良ければ洗車日和だ。

 

事前に水洗い対応のチェーンクリーナをチェーンに掛けておく。

バケツに水を溜め、ホームセンターに売っているカーシャンプーをかき混ぜる。

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使用するのはグローブのように手にはめて使えるマイクロファイバークロスとブラシ。箇所によって使い分ける。

私の場合、あまり車体全体を泡まみれにして洗うことはしない。

まずヘッドライト、タンク、テールカウル、シート、Fフェンダーをクロスで洗う

タンクは、一応ドレンがあるが、タンクキャップの溝に水が入らないように気をつけている。

後日実戦投入したカーシャンプー噴霧器についてはこちら↓

ux-02-93.hatenablog.com

次に、ブラシでエンジンのシリンダブロックのフィンや、オイルタンクの下回り、オイルクーラの溝など、ブラシで擦っても問題ない箇所の汚れを落とす。

次に、もう一度クロスでフォークのインナーチューブの汚れを取る。倒立なのでタイヤが巻き上げた砂埃がフォークのダストシールの縁に集められている。また、インナーチューブに塗布したシリコンオイルを落とす意味合いもある。他に汚れ具合を見ながら、フレームのフロントエンジンマウント周辺や、ナンバープレート等を洗う。サイドカバーレス化しているため、電装部品に水が掛からないように注意が必要だ。

最後に、ホイールやスイングアーム周りなど汚れやすい箇所にクロスやブラシを突っ込んで洗い、最初に汚れを浮かせておいたチェーンに水を掛けて汚れを流す。このとき、リアサスリンク周り等、潤滑しなおすのが面倒臭そうな箇所のグリス等を落とさないようにする。(当然そういった箇所のメンテナンスの必要性も理解しているが、今回は軽めに終わらせるメンテなので割愛)

 

一通り汚れを落とせたら、クロスをすすぎ、バケツに水を汲みなおして、泡を付けた箇所を水拭きする。エンジン周りは水に浸したブラシでこする。

仕上げに、濡らした箇所を吸水クロスで拭き上げる。タンクとFフェンダ、テールカウルには、シュアラスターのワックスを塗っておく。ニーグリップをした際に膝が触れる箇所に塗ってしまうと滑るので要注意だ。

潤滑を落とした箇所ももう一度潤滑する。フォークのインナーチューブはシリコンオイルを染み込ませたウェスで拭い、拭き上げ。チェーンも同様にチェーンルブを差して拭き上げる。

メンテナンススタンドで後輪を持ち上げているついでにチェーンのテンション調整をしてから両輪接地。フォークの摺動をはじめ、各部を点検する。

近所を一回り走行して異常が無いことを確認して完了だ。

 

今回は省略したが、ステンメッシュのパワフィルを外してパーツクリーナと水洗いで洗浄する場合もある。

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ウェットで使っていることもあり、砂埃や虫の死骸をかなり吸着している。フィルタが仕事をしている証拠だ。

乾燥後にフィルタオイルを噴いて完了。