リアサスリンク及びスイングアームピボットのグリスアップ

※本記事は3月7日の記録である。

 


以前ヤフオクで購入したグースのリアサス周りの整備をする。

グースのモノサスのリンク周りの作業をするにあたって、サスへかかる荷重を抜く必要がある。グースの場合、リアタイヤとテールの間にジャッキを掛けることでそれが実現可能だ。

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ジャッキの掛け方

この個体の場合、コワースのフェンダーレスキットを装着しているため、シートレールの間にあるFRPに直接ジャッキを掛けるのは少し怖い。なので、シートレールの荷物フックの間に当て木をした。この画像ではリアタイヤが凹むほど強く掛けているが、そこまで強く掛ける必要は無い。スイングアームピボットのボルトを回しながらジャッキアップし、最も軽くなった点が、荷重が抜けた点である。

グースはスイングアームピボットシャフトが左右分割式であるため、メンテナンススタンド等を使わずとも車体をサイドスタンドで立てた状態でスイングアームピボットシャフトを片側ずつ抜くことができる。

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分割式スイングアームピボット

これを左右貫通型にすることで強度を上げる改造があるようだが、今回は見送る。

片方ずつ汚れたグリスを除去し、グリスアップして完了。リアサスリンク周りも同様にグリスアップする。ベアリング類の交換はとりあえず必要なさそうだ

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リアサスリンクアームのベアリング

リアサスリンクアームに繋がるロッドとスイングアームを繋ぐボルトは一見チェーンが邪魔でソケットが入らず、トルクレンチで締めることが不可能のように見えるが、チェーンを少し持ち上げてやるとチェーンスライダとの間からディープソケットを入れることができる。

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チェーンを避けてソケットが入る

錆だらけのチェーンはいずれ交換する。