車のリアカメラを常時表示したい
今回は番外編として自動車をいじる。車種はスバル・XVで、私の所有ではない。
DIATONEのビルトインナビ(H0014FL030GG)が付いた個体だ。
Dレンジでの走行中もナビにリアカメラの映像を常時表示したいという要望を受けたので改修する。
この個体は走行中のテレビ視聴制限も解除してあるので、Dレンジでも入力された映像を表示することが可能なはずだ。カメラの映像はアナログRCAでナビに入力され、その途中でどこかで分岐してドラレコにも入力されているはずなので、それをさらに分岐してナビのAUX入力に接続してやれば良い。
この個体はDIATONEナビのオプションである外部入出力ユニットは付いていないが、ナビのメニューにAUX入力があるので、ハードウェア的な問題をクリアすれば映像の入力自体は可能だ。
分解して調べてみると、裏に外部入出力ケーブルを接続するポートが未使用の状態で存在している。リアカメラからのケーブルは、RCAコネクタで接続されたドラレコ分配用のケーブルを介してナビに入力されている。この間に更に分配を割り込ませればいけそうだ。
ところで内装剥がしなどという便利な道具は持っていないので、養生テープで養生した上でマイナスドライバでこじって分解した。
ここにRCAのコネクタから変換してナビに入力する純正オプションの外部入出力ケーブル(H0014VA910)のみを購入することにした。
スバルDにて注文して1週間ほどで受け取ることができた。
ドラレコへの配線の分岐の手前にさらに分岐を割り込ませてAUX INに入力。
無事にDレンジでもリアカメラが表示できるようになった。
ただ、これではAVの入力モードがAUXとBluetoothその他が排他利用のため、リアカメラを表示していると音楽を聞くことができない。
ということでAUXのステレオ入力にも3.5mmジャックを付けてみた。
配線はグローブボックスの隙間から出している。
これでスマホからの音声を流すことができる。
何故このナビはAppleCarPlayが使えてAndroidAutoが使えないのだろうか